【ポイントで分かりやすく】イヤイヤ期の子供への対応方法を解説
うちの子さいきん、なにを言っても「イヤ!」ばかり…
イヤイヤ期の子供には、どうやって対応したら良いの?
適切な接しかたができるように、教えてください
このようなお悩みにお答えしていきます。
- イヤイヤ期の子供への適切な対応方法や接しかた
- イヤイヤ期の子供にしてはいけないこと
イヤイヤ期とは?
イヤイヤ期とは、子供が自己主張が強まり、大人の言うことに反抗的になる成長段階を指します。
通常、1歳半から3歳くらいまでの幼児期に見られます。
イヤイヤ期の子供にみられる特徴をあげてみましょう。
- 反抗的な態度が多くなる
- 自己主張が強くなる
- 感情の起伏がはげしくなる
- 独立心が強まり、何でもやりたがる
これらの特徴は、お子さんにどれだけ当てはまりますか?
イヤイヤ期とは、子供から大人へ成長するひとつの過程にすぎません。
子供が成長していく過程を見守る冷静さと、愛情をもって子供の変化を受けいれる柔軟さが必要でしょう。
イヤイヤ期の子供への適切な対応方法と接しかた
イヤイヤ期の子供への適切な対応や接しかたを挙げると、つぎの通りです。
- 冷静な態度をたもつ
- 明確で簡潔な言いかたをする
- 感情を受けいれる
- ポジティブな態度を意識する
- 一貫性をたもつ
これらのアプローチを組みあわせて、子供の成長段階にあわせた理解と対応を心がけましょう。
これから、順番に解説します
冷静な態度をたもつ
イヤイヤ期の子供は感情の起伏が大きくなる傾向があります。
子供の感情の起伏に巻き込まれないように、大人は冷静な態度をたもつ必要があります。
- 自分も怒らず、冷静でいることが大切です
- 子供が感情を表現する場を提供しましょう
子供が感情的になっていても、温かく見守れる冷静さが必要です。
明確で簡潔な言いかたをする
子供への指示や意思疎通をするときは、できるだけ明確で簡潔な言いかたをこころがけてください。
伝わりにくい言いかたをすると、行き違いがおこり、ますます子供の感情をあおることになってしまうからです。
例えば、子供と買い物先で、買うお菓子の量を伝えたいなら、「お菓子は好きなのを1つ選んでね」のように明確な数字を伝えかたが適しています。
- 言葉で理解しやすい指示を与えます
- 長すぎず、簡潔で具体的な言葉を使います
数量や物、場所などはできるだけ具体的な表現を意識しましょう
感情を受けいれる
子供の感情を見守るだけでなく、受けいれようとする態度が必要です。
自己主張が強くなるイヤイヤ期の子供は、「あれがしたい」や「どこに行きたい」と要求が強くなりがち。
大人からみて明らかに良くないことは否定する必要がありますが、その際は子供の感情に共感を示す必要があります。
ただ「ダメ」というだけではなく、「うん、やりたいよね。でも危ないから、他の遊びをやろう」のように、「共感+代替案」を示すことで子供の感情を否定しない言いかたになるでしょう。
- 子供の感情を否定せず、受け入れることが大切です
- 「怒っている気持ちがわかるよ」と共感を示します
ポジティブな態度を意識する
イヤイヤ期の子供は、大人の態度に対しても敏感な時期です。
大人の態度から少しでもネガティブを感じとると、子供もその感情の影響を受けてしまいます。
いつもの2割くらいはポジティブな態度を強化しましょう。
- 良い行動や協力的な態度に対して褒めることで、ポジティブな強化を行います
- 「ありがとう」と感謝の言葉を使います
ポジティブな態度や言いかたは、自我が芽生えはじめた子供の成長をうながせます。
一貫性をたもつ
子供に対して、一貫性をたもちながら対応することが必要です。
なぜなら、イヤイヤ期の子供に対する言動や対応のしかたをコロコロと変えていては、子供が混乱していまうからです。
感情の起伏が激しいイヤイヤ期なので、それをあおることになりかねません。
- 矛盾のない一貫性のある対応が必要です
- 夫婦のあいだで連携して、一貫性をたもちます
ママとパパの間で、言うことが矛盾しないように、一貫性をたもつことも大切です。
イヤイヤ期の子供にしてはいけないこと
イヤイヤ期の子供に対して、してはいけないことは次のとおりです。
- 怒鳴る →感情的に怒ることは逆効果です。子供の感情を悪化させます
- 脅す・罰する →例えば「お菓子あげないよ」と脅しや罰を与えることは、子供が委縮してしまいます
- 感情を無視する →子供の感情を理解しようとせずに無視すると、信頼関係が損なわれる可能性があります
- 比較する →他の子供や過去の行動と比較することは、子供の自尊心を傷つけることがあります
- 無理に理解しようとする →子供の感情や行動を理解しようとするあまり、無理に解釈することは誤解を生みやすいです
イヤイヤ期は子供の発達段階であり、子供への理解と成長段階にあわせた対応が必要です。
親だけで抱えこまずに、同じように子供をもつ友人や保育園の先生などに相談しながら、柔軟に対応することが必要でしょう。
イヤイヤ期はいつまで?
一般的には3歳から4歳ごろにピークをむかえ、その後少しづつ収まる傾向があります。
5歳以降になると、表現力が向上して、自制心が発達することが期待されます。
子供の性格や環境によって時期はかわりますが、いつかは終わることでしょう。
親にとって試練の時期ではありますが、子供が成長している証として前向きに捉えることが大切です。
まとめ
イヤイヤ期とは、子供から大人へと成長するなかの一つの段階で起こります。
子供の急激な変化に、とまどう場面もあるかと思いますが、冷静に適切な対応を心がけてください。
この記事では、イヤイヤ期の子供への対応方法として、下記のポイントで解説してきました。
- 冷静な態度をたもつ
- 明確で簡潔な言いかたをする
- 感情を受けいれる
- ポジティブな態度を意識する
- 一貫性をたもつ
イヤイヤ期は親にとって試練の時期ではありますが、子供が成長している証として前向きに捉えることは、子供と親にとってとても有益なことなはず。
この記事を参考にしていただきながら、無事にイヤイヤ期を乗りこえていけることを願っています。
当ブログは、お名前ピタットシール(ECサイト)が運営しています。
子育てや育児の時短に役立つお名前シールや、お子さんと遊べるちぎり絵シールも取りあつかっているので、興味があるかたは見てみてくださいね。